震災後の絆と希望

阪神大震災の慰霊式がつい最近あったとこだが、最近の頻繁に起こる地震に人々の心に暗い影を落としている。そして、各地の震災の大きな足跡に人々がおった深い傷。震災にあった人々は決して忘れる事はないだろう。しかし、時は巡る中で何度も繰り返された現実かもしれない。戦争にしても、震災にしても語り継ぐ人たちがいなくなればいつかは人々の記憶から消されてなくなってしまうだろう。

何故、そう思うかというと震災は長い年月をかけて起こっている。しかし、繰り返し起こっているはずなのに、過去どれだけの地震が起こったのか、どれぐらいの被害があったのかなんてことは専門家でもない限り知らないだろう。過去に起こった震災について多くの人々は語り継ぐ人々がいなくなれば忘れ去られてきたに違いないだろう。そして、再び震災が起きて、震災対策を考える事になる。

震災は天災だ。人々がどうあがいたところで防ぐことは出来ないだろう。しかし、対策を考える事は出来る。だから、人々の記憶から忘れ去られるのなら、記憶から忘れ去られないものを未来に向けて残しておくべきだろう。そう慰霊碑のようなものでもいいだろう。形を残す事で人々の関心を引き寄せ語り継げばいい。記憶から消し去られてしまうのなら、形にして残しておけばいい。それが過去へ遡る切掛けとなるだろう。忘れられてしまったのなら知ってもらう為の物を用意しておくべきだと思う。

私は人間がどれだけこれは忘れてはいけない事柄だと訴えても記憶というのは曖昧で積み重なっていくうちに過去の出来事は新しい出来事に埋もれて忘れ去られていってしまう。覚える事も出来ても忘れる事も出来るのが記憶だ。人間は完璧ではないのだから忘れたからと言って責められることではない。ただ、忘れてはいけない、伝えなくてはと思うのなら未来へ発信するものを残してほしいと思う。

私は震災の地から震災の地へと希望の灯が送られた事はとてもいい事だと思った。火から火へ消えぬように次いでいかれる事を心から願う。火は暖かさと光を持って人々の心に希望を与えてくれるだろう。

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